父が他界してから数年、実家の倉庫に保管されていた古美術品や骨董品の整理をずっと先延ばしにしていました。父は茶道を嗜んでおり、茶碗や花入れ、掛け軸などを少しずつ集めていたのです。
私自身は美術品の知識がまったくなく、どれに価値があるのか判断できませんでした。インターネットで調べてみても、似たような品物は見つかるものの、本当に同じものなのか確信が持てず困っていました。
知人から「専門の業者に見てもらった方が良い」とアドバイスを受け、出張買取 箕面で対応している古美術専門の業者を探しました。電話で相談すると、鑑定士の資格を持つスタッフが査定に伺うとのことで、安心してお願いすることにしました。
査定当日、鑑定士の方は一つ一つの品物を慎重に確認しながら、作者や時代背景、製法などを詳しく説明してくださいました。「この茶碗は江戸後期のものですね」「この掛け軸の落款は本物です」といった専門的な解説を聞いていると、父がどれだけ目利きだったかが分かりました。
中には贋作や価値の低いものもありましたが、それも正直に教えてくださり、信頼できる業者だと感じました。結果的に、いくつかの品物には予想以上の評価をいただくことができました。
重い骨董品を店舗まで運ぶことなく、自宅で専門家に見ていただけたのは本当に助かりました。父の遺品を適正に評価していただき、新しい所有者のもとで大切にされると思うと、整理を決断して良かったと思います。
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